2021.12.13
気になること
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
師走になり、なんだか「地震」が多くないですか?
いくら地震大国とは言え、不安が増す出来事です。
今一度、色々なことの点検や再確認をしたいところです。
そんな『確認』をする中に、ブロック塀があります。大きな地震が
あったり地震によりブロック塀が倒れたりすると、一時的に問題視
され注目されるのですが、日々生活していく中でそんな意識も
薄れていくものです。通学路になっている箇所の点検はされている
と思いますが、そうでない場所でも、もしかしたら自分が被害に
あうかもしれないし、ご近所さんやそこを通る人が被害にあうかも
しれないので、今一度『ブロック塀診断』をおすすめします。
ただ、「強度が足りません!」なんていわれても、昔からのお宅だと
敷地境界グルッと背の高いブロック塀で囲われているなんてことも
あったりします。それを壊して積み直したり、フェンスにしたり、
かなりの費用がかかります。そこで、以前にもご紹介したことが
ありますが、ブロック塀の裏側に耐震補強として設置する『金具』
をご紹介します。この商品の良いところは、狭い場所にあるブロック塀
の場合、控え壁などを設置すると余計に通れなくなってしまったり
しますが、強度がありながらスッキリしているので、邪魔になりません。
❁大林株式会社 FITパワー
ブロック塀を守るのではなく、人の命を守る耐震補強金具。
震災時に塀が瞬間的に倒れるのを防ぎ、人命を守る装置
です。
しっかり鉄筋が入ったブロック塀も、揺れに耐えられず一面が
そっくり“パタン”と倒れてしまうことも。一部が崩れるよりも
面で倒れた方が計り知れない重さになります。
当店でも、今あるブロック塀の診断ができます。ご希望がありましたら
お声がけください。
ちなみに、この『FITパワー』は安全だと認められた防災製品です。
※大林株式会社カタログより
こうしてみると、ブロック塀が「悪」のようなものに感じますが、
ブロック塀にもメリットはあるんですよ (・ω・)ノ
ゲリラ豪雨などで道路が冠水したというニュースを目にしたり、
耳にしますが、正しい施工をされたブロック塀なら一定時間
水をせき止める効果もあります。また、地区によっては隣地との
距離が狭いなどのところもあり、不燃性のブロック塀があることで
延焼を一定程度防ぐこともできます。