2021.10.26

カーポートの上手な掃除方法

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

寒い寒いと猫が訴えるので、昨晩渋々コタツをつくりました。(^▽^;)
案の定、静かになるのと同時に、ほぼコタツから出てきません。

さて、雨や風、汚れなどから愛車を守ってくれる「カーポート」。当然
屋外に設置されたものなので、定期的にお掃除をしてあげないと
汚れ傷みが発生してきます。でも、どうやってお掃除したらいいの?
と思う方も多いのではないでしょうか。そこで今日は、お掃除方法を
ご紹介したいと思います。

◇カーポートが汚れる原因とは・・・
●雨や風
 空気中のちりやホコリを含んだ雨水が風によって舞い上がると、
 泥や砂などの汚れがカーポートの屋根に付着することがあります。
 そのまま放置しておくと、汚れが堆積したり、コケが生えてきたり
 するため、外観の印象に影響を与えます。


●木の葉

 庭や近隣に落葉樹や花木などがあると、枯れた葉や花などが
 カーポートの屋根に落下し、溜まることがあります。雨どいに
 入り込むと、水はけが悪くなり雨水があふれ出るおそれもあります。

●動物
 屋根に泥汚れが目立つ場合、ノラ猫や鳥などの動物が泥の付いた
 足で歩いていることが考えられます。また、鳥による糞もカーポート
 が汚れる原因のひとつです。

◇カーポートの部位別のお手入れ方法
●汚れやすい「屋根」

 素材によってお手入れの方法が異なりますが、ポリカーボネート
 製の屋根は少々の汚れであれば水をかけるだけで落とすことが
 出来ます。傷がつきやすい材質なので、落ちにくい汚れは
 スポンジなどで優しくふき取るようにします。一方、比較的キズに
 強いアルミ製やスチール製は、濡らした雑巾などで拭くか、
 薄めた中性洗剤をスポンジに含ませてこすり取ります。
 (一旦水をかけ、表面の微粒のホコリなどを洗い流してから拭き
 掃除をすることで、更に細かな傷が付きづらくなります。)

●詰まりやすい「雨樋)
 カーポートの雨樋は、汚れやゴミが溜まりやすい部分です。
 (テラス屋根やサンルーム、ガーデンルーム、ストックヤードなども
 同様です。)
 入り込んだ落ち葉などは、割りばしや軍手などを使って取り除く
 ようにします。内部に木の葉やゴミなどが詰まっている場合は、
 パイプ部分を外したり、分解したりして掃除をすることもできます。

●見過ごしがちな「柱や支柱」
 水で濡らした雑巾で全体を拭いた後、残った汚れは少量の中性洗剤
 を含ませて拭き取ります。汚れが落ちたら、洗剤が残らないよう濡れ
 雑巾で拭き、最後に乾拭きをしましょう。

◇お手入れする時の注意点
●屋根の上には乗らない!
 カーポートの屋根は、人間の体重を支えるほどの耐荷重は
 備えていません。手が届かないからと言って、屋根に上って掃除を
 するのは禁物。破損や落下事故の原因になります。脚立や梯子
 などを使って掃除する場合は、二人以上で安全を確保しながら
 作業するようにしましょう。

●素材に優しい洗剤や道具を使いましょう!
*屋根などポリカーボネート(樹脂)素材の
 部分

  硬いブラシなどでゴシゴシするのは厳禁です。せっかくの
  屋根部分の透明感が傷だらけになってしまします。まずは
  屋根全体に水をかけてモップや柄の長いスポンジを使って
  汚れを落とし、水では取れない汚れの箇所だけ中性洗剤を
  含ませたスポンジで軽く擦り、水で洗剤をよく洗い流します。

*柱などアルミ素材の部分
  スポンジや雑巾などを用い、中性洗剤を使って汚れた部分を
  擦って落とします。全体に洗剤を使うのではなく、汚れている
  箇所だけに使うのがポイントです。アルカリ性・酸性・塩素系の
  洗剤はアルミ素材が錆びる恐れがある為使えません。

*近隣にも配慮をしましょう!
 カーポートの場所によっては、掃除をしている時の汚れた水や
 洗剤が隣家まで飛び散ってしまうことがあります。このような
 可能性が考えられる場合は、事前にカーポートの掃除をする
 旨を伝えておくことで、後のトラブル予防につながります。

※リクシルのエクステリアで100のいいコトより