2021.09.08
樹脂製ウッドデッキ
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ようやく涼しい日や涼しい時間帯も増え、お庭で何かをしたくなる
頃ですね。
(まだまだ暑さは復活するとは思いますが・・・・(・´з`・))
さて、のんびりお茶を楽しんだり、家族でバーベキューをしたり、
日々の暮らしを充実させるだけでなく、生活空間に広がりと開放感を
生み出すウッドデッキ。このウッドデッキですが、床材には大きく
『天然木』と『樹脂木(人工木/再生木)』の2つに分類されることは
ご存じですか?どちらも魅力があり、それぞれ人気はありますが、
最近では耐久性やメンテナンスフリーなどの面から、樹脂木の
ウッドデッキの人気が高まっているようです。
◇そもそも「樹脂木」って何?
樹脂木とは、天然の木に似せて作られた人工的な工業木材のこと。
ポリプロピレンといった「プラスチック素材」と天然木を粉状にした
「木粉」を混ぜて作られます。
メーカーによっては「人工木」や「再生木」など呼び方が変わることも
あり、樹脂木には天然木にはない様々なメリットを持ち、ウッドデッキ
はもちろん、フェンスやベランダの手すりなど幅広い場所で使用され
ています。
◇樹脂製ウッドデッキのメリット
・メンテナンスや掃除がラクラク!
プラスティック素材を配合しているので、白アリによる被害が少なく、
腐食もしにくいのが特長です。天然木のように定期的な防腐処理
や防虫処理などのメンテナンスの手間や費用を抑えられます。
また、土やホコリなどの汚れは水洗いで簡単に流せます。
・優れた耐久性で美しさと安心を両立
湿気による影響を受けにくいため、変形や反りが起こりにくい。
日焼けによる変色も少なく、時間が経ってもトゲやささくれが
立たないので、手で触れても安心です。
◇知っておきたい樹脂木のデメリット
・日差しが強い日は表面が熱くなる!
原料にプラスチック素材を使用しているため、熱を吸収しやすく、
温度が保持されやすくなります。日当たり具合にもよりますが、
夏の強い日差しが当たり続けたウッドデッキは、素足では
歩けないほど熱くなる場合もあります。
・雨の日は滑りやすくなることも
樹脂木は水を吸収しにくいため、腐食が起こらないことがメリット
ですが、雨が降った日などは水がデッキの表面に長く残る場合が
あります。水が残ったままデッキの上を歩くと、滑って転倒する
危険があるので注意が必要です。
※リクシルのエクステリアで100のいいコトより
ちなみに、当店でいただくお声の中に、樹脂木は「夏は子供が
熱くてデッキに出られない」「カビが生えている(木粉が入っている
せいですね)」「だんだん反り返ってきて、水たまりができる」などの
症状を寄せられる方もいらっしゃいます。(参考までに)