
ヤマボウシ
ミズキ科の落葉高木
開花期:6月中旬~7月中旬
花のように見えるのは花びらではなく、花の付け根の葉の部分で総苞片。
実は8月~9月頃熟し、食べることができます。
ハナミズキとそっくりですが、ヤマボウシの方が寒さに強い。
ハナミズキ
ミズキ科の落葉小高木~高木
開花期:4月~5月
大正時代に当時の東京市長がアメリカのワシントン市に贈った、
春、前年枝の先端に花を付けます。白や赤の花びらのように見える部分は
葉が変形した総苞片で、その中心に黄緑色の花が20個ほど集まっています。
10月~11月頃、果実が深紅色に熟します。 また秋に葉が赤く色づきます。
街路樹にもたくさん植えられている程、丈夫なことが人気です。
百日紅 (サルスベリ)
ミハギ科の落葉広葉小高木 樹高2~10m
開花期間が長いことが人気の庭木です。
「猿も滑るくらい樹皮がツルツルにむけている」ことから「サルスベリ」
漢字の「百日紅」は「百日咲き続ける紅色の花」という意味があります。
ジューンベリー
バラ科の落葉小高木
開花期:4月下旬~5月上旬 耐寒性・耐暑性ともに強い。
名前の通り6月に赤い実を付ける。沢山収穫できれば、ヨーグルトと一緒に
食べたり、ジャムにしたり楽しめる。
ただ、ちょうど熟す頃になると野鳥たちが食べに来る。
春の花、赤い実、高揚の黄と、年3回楽しめる樹。
割と卵形の樹形のため、まとまり易い。
ハナモモ
バラ科の落葉高木
開花期:3月中旬~4月中旬 耐寒性・耐暑性ともに強い。
樹形は立ち、枝垂れなどあり、植え場所の広さなどを考え選ぶと良いでしょう。
花色は濃いピンク・赤・白と1本の木の中で赤・白・紅白の絞りが混ざる「源平」がある。
水はけが良く日当たりの良い場所を好む。
花後、実もできるが食用にはならない。
イロハモミジ
ムクロジ科の落葉高木
開花期:4月~5月
和名の「イロハモミジ」はこの裂片を「いろはにほへと」と数えたころからつけられたとされる。
1年を通して、よく日が当たる場所を好みますが、強い西日は好みません。
成長はとても早く、雌雄同株で花序内に雄花と両性花が混在します。
ヒメシャラ
ツバキ科の落葉高木
開花期:6月~7月 耐寒性はやや弱く、耐暑性は普通。
6月~7月にツバキに似た直径2~2.5cm程の白い花を咲かせます。
肥沃な土なら南でOKですが、基本的には午後は陽の当らない場所がお勧め。
ツバキと同様に咲き終わった花はポトリと落ちます。
幹の美しさからシンボルツリーとしても人気があります。
スモークツリー
ウルシ科の落葉高木
開花期:6月~8月 耐寒性・耐暑性ともに強い。日の当たりの良い場所を好む。 雌雄異株。
枝先に円錐状の花序をだし、3~5mm程度の小さな花を咲かせる。
雄木は花序が短く煙状にならない。雌木の花序は20cm程度で多数枝分かれし、花後に花柄が伸び
煙がくすぶっているように見えるところから「ケムリノキ」とも呼ばれる。
植えたばかりのころは樹形が整いにくく、成木になると横に広がり自然と美しい樹形になる。
成長が早く広がるため、スペースにゆとりが必要です。
エゴノキ “ピンクチャイム”
エゴノキ科の落葉高木
開花期:5月~6月 耐寒性・耐暑性ともに強い
通常、白い花ですが園芸用に改良された品種
通称「赤エゴ」
小枝の先に釣り鐘状のピンクの花を下向きに付ける。
秋には卵型の果実が熟す。
名前の由来は、果皮が有毒で「えぐみ」があることによる。
アオダモ
モクセイ科の落葉中高木
開花期:4月~5月
西日の当たらない半日陰が良い。
木が堅く粘りがあるため、野球のバットに利用されるのは有名です。
他には、テニスのラケットやスキーの板、家具などに使われます。
名前の由来は、枝を切って水につけると、その水が青くなることから。
この特性から染料として利用されていました。
細目の株立が人気の樹です。