
お庭づくり計画
・必要条件をピックアップしてみましょう!

駐車場
駐車場スペースは一番広い面積を必要とします。並列、縦列、縦&横、斜め等も検討できます。通常の駐車台数と必要スペース(来客用など)。
1台用なら3m×5.5m、2台用なら5m×5.5mを最低でも確保したいところです。軽自動車専用なら小さめでも良いですが、余裕のあるスペースにしたいものです。前面道路の狭い場合は、開口幅を広くとります。
道路沿い縦列駐車は開口長さ7.5m程度を確保しておけば出入りが楽になります。
アプローチ
道路と玄関を結ぶ通路です。近年では鬼門とか福門を気にされない方も多いのですが、北東門、西南門は鬼門とされています。敷地形状や利便性などからこの方向にアプローチを作られる場合には、南天の木や柊の木を植えて魔除けにされてはいかがでしょうか。(南天=難を転ずる、柊=葉の棘が魔除けに良いとされている)訪れるお客様をお迎えする道ですから「凸凹や躓き、障害物等がない歩きやすい通路」を考えたいものです。アプローチ幅は二人が並んで歩ける幅、両手に荷物を持って歩ける幅が約1.2m位が目安でしょう。階段や段差ステップを設ける場合は踏み面の奥行きは30㎝、段差は15cm~18cm位が歩きやすいでしょう。
庭スペース
楽しむ、遊ぶ、使う、眺める等ご家族や集まる人が「どのように使いたいか」が最も重要になります。折角の敷地スペースを有効に使うためにご家族で優先順位を相談いたしましょう。メンテナンスの少ない庭をお望みの方が多いのですが、単純に舗装してしまうのもいかがでしょうか。樹木や草花を植え自然を楽しんだり、家庭菜園で体のことを考えた無農薬野菜などこだわりの野菜作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。休日はお庭でのんびり~癒される時間も良いものです。
舗装シリーズ
1.砂利敷き/ぬかり止めには効果的
再生材、粒の大きさ、粒石のみ、砂迄混じり等、使用状況に応じて選択しましょう。
2.カラー砂利敷き/カラフルに景観をつくる
粒の大きさ、材質、色等により金額にも大差がある。路盤に防草シートを敷いた上にカラー砂利等で化粧することをお勧めします。
3.アスファルト/広い面積にはリーズナブル
ローラー等機材が必要な為、狭小地では必ずしも安あがりとはなりません。
経年耐久性はコンクリートと比べて劣るが施工後すぐに使用可能。
4.コンクリート/強固で耐久性が高い為一般的
補強鉄筋を入れる事で大きな割れを防ぎます。乾燥や温度変化で伸縮しています。
ヒビの軽減の為には伸縮目地が有効です。仕上げは金鏝抑え・刷毛引き・洗い出し等があります。硬化直前に表面を流し中の骨材を露出させる洗い出しも味わいがあります。
石貼りやタイル貼り等はコンクリートの上に化粧舗装として行います。
5.カラーコンクリート/表面強度はコンクリート以上になりカラフルな模様も楽しめる
コンクリート工事と同時に行う為比較的リーズナブルにできます。模様は数種類から選べ、色は単色からランダムにもできます。カラーリング作業は現場での手作業の為二つとして同じようにはできません。平滑な表面やザラついた仕上げ等もお好みでできます。
6.インターロッキング/透水性、カラフル、クッション性がある
路盤の砂利層の上にクッション砂層を設け、上に敷き詰めます。足への衝撃を緩衝し雨水も目地から地中へ浸透させる効果があります。目地の雑草対策は必要ですが、地球に優しい工法です。ブロック自体が透水・保水効果のある物は気化熱作用でヒートアイランド現象を抑制します。
7.レンガ敷き/経年劣化で味わいの表情を楽しめる
土(粘土)を焼いたものですので、割れ、欠け、苔等は味わいと思っていただきたい製品。
素焼き鉢と陶器の中間温度で焼いているので水は染み込みます。したがって寒冷地では凍害が起こることは当たり前と考えてください。
8.天然石/石材の種類や形状で豊かな表情が作れる
室内装飾用の石材は紫外線による退色や凍害による剥がれが生じやすい。薄手の石材はモルタル(セメント)で下地のコンクリートに貼る必要があります。貼り石材は基本的に層になって剥がれる性質がある為、部分的に剥がれは起こりやすい。乱刑石材はカットしながら適度に目地幅を調整して貼ります。天然の味わいとして凸凹や汚れ、欠けを楽しんでいただきたい素材です。
9.タイル/粘土を高温で焼いた素材・釉を塗ってあるため汚れやシミができにくく清潔感が出せる
耐凍害、滑り止めの製品を選ぶ必要があります。硬い分、衝撃には弱い為注意が必要です。
当地区では、施工方法も寒冷地仕様が必要です。
10.樹脂舗装/カラフルに仕上げられる・表面の透水性で水溜まりができにくい
天然石やガラスカレットを透明な樹脂で固めるため、素材カラーが美しい。
接着&施工技術が必要で、気温や天候に左右される為難易度の高い仕上げです。
樹脂の光が消え天然素材の味わい迄にしばらく期間がかかります。
11.簡易土間舗装/透水性があり、雑草抑制となる簡易舗装
土を固める為、施工方法は簡単ですが、地盤の透水性が良いことが必要です。雑草を抑制したり軽減することができます。割れや耐久性、強度はあくまでも簡易です。
12.人工芝/耐久性8年以上・クッション性があり綺麗
防草シートの設置上に施工の為、雑草がほとんど出てこない、高級感のある仕上がりとなり、清潔に保てる。消毒や芝刈りのような天然芝で必要なメンテナンスは不要。
13.防草シート/暴露耐久性5年以上・砂利下使用なら10年以上
多種多様のものが出回っておりますが、品質には大きな違いがあります。透水性がありながら雑草が貫通しないものがお勧めです。
塀シリーズ
道路やお隣さんとの区切りとして、目隠しとして、風よけとして、用途に合わせていろいろな方法があります。
1.ポリカ波板フェンス/リーズナブル・採光性がある
柱などは長寿のアルミ材仕様。額縁を設置することで高級感がでる。
ポリカ波板で長期耐久。
2.天然材板塀(杉板)/リーズナブル・自然素材の味わい
柱材は長寿のアルミ材仕様。カラー鋼板製笠木で耐久性アップ(15 年以上)。
板材は天然杉材、板厚18mm、幅90mmを採用。お好みのカラーで塗装ができる(塗装の際には塗料の種類に注意!)縦貼り、横貼り、隙間などは自由に設計できる。
3.アルミ形材フェンス/完全目隠し・通気等種類が豊富・高耐久・変色が遅い・木調に見える
(木目調ラッピング材)
高さは規格寸法で組み合わせることができ、カラーコーディネートも可能。
4.アルミ鋳物フェンス/丈夫で、デザイン性の高いものが多い。高耐久。
特注カラーも可能
塀に組み込むことで、透過性を高めたり、意匠性を高めることができる。
5.スチール・メッシュフェンス/リーズナブル。植物やツルを絡めることができる。
ペット用や仕切りとして、多様されている。高さも豊富で高尺のものも使い易い。
6.樹脂フェンス/変色が遅い・木調に見える
柱材はアルミ、ネジ類はステンレスで、メンテナンス不要。縦貼り、横貼り、隙間も自由に設定ができ、自由な形にカットもできる。オリジナルのステンドガラスの埋め込みも可能。発泡樹脂で軽量な為、高さの高い設定も可能。
7.人工竹垣/変色が遅い・腐らない・天然竹風に見える
柱などは長寿のアルミ仕様。片面、両面仕様がある。ボード模様やカラーが豊富な為、お好みに合わせた製品が選べます。
8.ブロック塀/強固・素材が豊富
法定の鉄筋補強で耐久性アップ。高さに応じた基礎が必要。スタンダードブロックや化粧ブロックもある。フェンスとの併用もできます。
9.塗塀/ブロック積みの表面に自在に施工可能
鏝や刷毛などでお好みの模様付けができる。タイルやアクセサリー等も設置できる。
カラーも豊富で、ツートンカラーなどに仕上げることも可能。
10.レンガ塀/味わいの素材。経年変化でナチュラルテイストを醸し出す。
輸入品、国産と、サイズやカラーが豊富。比較的耐寒性の高いものがある。
寒冷地での使用は避けたいものもあるので、選ぶ際には気を付けたいところ。
11.生垣/設置段階ではリーズナブル
成長が緩やかで、寒さに強い樹種を選びたい。設置場所により無理のない樹種選択が求められる。
12.個性的な一例
鋼線の囲いの中に、天然石を詰めた塀。カラフルな石や珍しい石を詰め愉しめる。
アプローチ
玄関ポーチから宅地境界の道路まで続く「来訪者を導く」通路。ですから、連続した道が欲しいと思います。舗装の仕上げ仕様はお好みですが、滑らない素材、段差や凸凹の少ない事が必要だと思います。
飛び石等は暗い時足元を見ながら歩行せねばなりません。
広い目地や小さな段差はつまずきの原因にもなります。
通路幅は二人が並んで歩ける、両手に荷物を持って歩ける1.2m程度が良いと思います。
玄関ドア正面に直線的なアプローチを最短で作ることは極力避けたいもの。距離が長い場合はまだよいのですが、ドアを開けたら家の中が丸見えだったり、通りを歩く人とまともに目が会うのは避けたいところです。
また、ある程度の距離をとった方が遠近感も感じられます。
通路から室内や玄関内部が丸見えにならないような門柱や植栽を設置したり、モニュメント等で視線をカットするか視線を逸らせる物が欲しいと思います。
更に、Rや曲がり角を設ける場合は正面に障害となる植木や構造物を設置し、曲がる理由付けを考えたいものです。
ウッドデッキ
ウッドデッキはリビングと庭をつなぐ素敵な空間となります。
タイルテラスや石貼りテラスとは比較にならないくらい利用頻度が高い場所となるでしょう。
ただ、利用するには周囲からの視線を考える必要があります。折角設置しても視線が気になって利用されていない方が沢山おられます。
また、サイズや形状は自由自在ですからご家族のご利用方法を検討して決定することをお勧めします。高さはテラス窓サッシ(掃き出し窓)下端に合わせる事が多いのですが、強い雨や積雪を考え少し下げて設置したり、状況に応じてバリアフリーにする事もご検討いただきたいところです。
材質に関しては本来の天然木や変色の遅い樹脂製や両方の混合製品(人工木)等が主流ですが、それぞれ一長一短がありますので、味わいやメンテナンス、耐久性を専門家に相談して決める事が得策だと思います。天然木でも数年で腐朽してしまうものから30年程度ノーメンテナンスでも耐えるものもあります。
デッキの傷みは表面の板材はもちろんですが、肝心な床下構造材も重要です。
防腐剤の注入材では切り口やネジ部から腐食が始まります。市販のスチール木ネジ(コーススレッド)も数年で錆びて折れてしまいます。
高耐久にするには全てに細心の素材選定知識が必要です。床下は舗装するにこしたことはないでしょうが、基本的に高耐久材であれば土や砂利でも構わないでしょう。(床下に物を収納したいようであれば別ですが。。。)
ステップは梯子状よりはBOX型にしたローデッキ型の方が安定感もありお勧めです。
手摺やフェンスは室内からの眺望も考えて閉塞感のない様な配置をしましょう。
ウッドデッキの南西角方向に大きめの落葉樹を植える事で夏の夕方には木陰ができますので、デッキライフが更にエンジョイできます。
天然木ウッドデッキ

アイアンウッド以外の種類では、長くお使いいただくために年1回の塗装は必要になります。
表面をサンドペーパーで磨き、専用塗料を塗ります。
塗膜をつくる塗料である「ペンキ」や「ニス」はNGです。
樹種により、耐久性に大差があります。
人工木ウッドデッキ

特別なメンテナンスは必要ありません。
どうしても屋外で使用するものなので、経年変化で色褪せはありますが、塗装の必要はありません。
少々の傷がついた場合は、サンドペーパーで磨く事で解消できます。
木粉の入っているものは乾燥を心がけましょう。
ステップ

カーポート
色々な形や仕様がありますが、カーポート選びの際には設置敷地のサイズや状況を把握したいところです。
設置することで生じる雨水の放流、落雪、遮光、建ぺい率、柱位置に給排水等の埋設物の有無等に問題がないかもチェックしましょう。
一般に一台用の片流れタイプ程度のサイズはほとんど問題ありませんが、サイズによっては建物扱いとしての確認申請が必要な場合があります。
各メーカーからは耐積雪量や耐風速数字が示されておりますのでお住まいの状況に合わせての製品選びが必要となります。
いざという時の為に、オプションのサポート柱や雪おろし棒等も準備されておくと安心です。
屋根材選びも主流のポリカーボネートは紫外線をほとんどカットしてくれます。
夏場の暑さや熱線(赤外線)も軽減する屋根材を選択することもできます。
片流れ型(標準型)
一般的に一番普及しているタイプ。平面屋根タイプ、R屋根タイプ、垂れRタイプ等があり、通常柱側が低く雨樋は柱沿いに地面に流すタイプ。
片流れ型(逆勾配型)
屋根勾配は柱と反対側に設置されているタイプ。道沿いに縦列駐車したい場合や隣地に落雪や雨跳ねを配慮したい場合。
両サイド柱支持型
間口両サイドに柱があり前後が鳥居状に梁がある。屋根傾斜は前後方向が一般的、耐積雪種類が豊富。
両サイド柱支持開放型
両サイドに柱があり柱位置が後ろ寄りにある為、前面道路幅が狭い場合に有効な仕様。
車庫型
壁面を設けた物、一般的な金属製のシャッター付きガレージや屋根材と同様の樹脂板で囲った三面囲い等もある。
その他
宅壁付け型や敷地に合わせた変形仕様、耐積雪型等多種多様にある。

・必要条件をピックアップしてみましょう!

駐車場
駐車場スペースは一番広い面積を必要とします。並列、縦列、縦&横、斜め等も検討できます。通常の駐車台数と必要スペース(来客用など)。
1台用なら3m×5.5m、2台用なら5m×5.5mを最低でも確保したいところです。軽自動車専用なら小さめでも良いですが、余裕のあるスペースにしたいものです。前面道路の狭い場合は、開口幅を広くとります。
道路沿い縦列駐車は開口長さ7.5m程度を確保しておけば出入りが楽になります。
アプローチ
道路と玄関を結ぶ通路です。近年では鬼門とか福門を気にされない方も多いのですが、北東門、西南門は鬼門とされています。敷地形状や利便性などからこの方向にアプローチを作られる場合には、南天の木や柊の木を植えて魔除けにされてはいかがでしょうか。(南天=難を転ずる、柊=葉の棘が魔除けに良いとされている)訪れるお客様をお迎えする道ですから「凸凹や躓き、障害物等がない歩きやすい通路」を考えたいものです。アプローチ幅は二人が並んで歩ける幅、両手に荷物を持って歩ける幅が約1.2m位が目安でしょう。階段や段差ステップを設ける場合は踏み面の奥行きは30㎝、段差は15cm~18cm位が歩きやすいでしょう。
庭スペース
楽しむ、遊ぶ、使う、眺める等ご家族や集まる人が「どのように使いたいか」が最も重要になります。折角の敷地スペースを有効に使うためにご家族で優先順位を相談いたしましょう。メンテナンスの少ない庭をお望みの方が多いのですが、単純に舗装してしまうのもいかがでしょうか。樹木や草花を植え自然を楽しんだり、家庭菜園で体のことを考えた無農薬野菜などこだわりの野菜作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。休日はお庭でのんびり~癒される時間も良いものです。
舗装シリーズ
1.砂利敷き/ぬかり止めには効果的
再生材、粒の大きさ、粒石のみ、砂迄混じり等、使用状況に応じて選択しましょう。
2.カラー砂利敷き/カラフルに景観をつくる
粒の大きさ、材質、色等により金額にも大差がある。路盤に防草シートを敷いた上にカラー砂利等で化粧することをお勧めします。
3.アスファルト/広い面積にはリーズナブル
ローラー等機材が必要な為、狭小地では必ずしも安あがりとはなりません。
経年耐久性はコンクリートと比べて劣るが施工後すぐに使用可能。
4.コンクリート/強固で耐久性が高い為一般的
補強鉄筋を入れる事で大きな割れを防ぎます。乾燥や温度変化で伸縮しています。
ヒビの軽減の為には伸縮目地が有効です。仕上げは金鏝抑え・刷毛引き・洗い出し等があります。硬化直前に表面を流し中の骨材を露出させる洗い出しも味わいがあります。
石貼りやタイル貼り等はコンクリートの上に化粧舗装として行います。
5.カラーコンクリート/表面強度はコンクリート以上になりカラフルな模様も楽しめる
コンクリート工事と同時に行う為比較的リーズナブルにできます。模様は数種類から選べ、色は単色からランダムにもできます。カラーリング作業は現場での手作業の為二つとして同じようにはできません。平滑な表面やザラついた仕上げ等もお好みでできます。
6.インターロッキング/透水性、カラフル、クッション性がある
路盤の砂利層の上にクッション砂層を設け、上に敷き詰めます。足への衝撃を緩衝し雨水も目地から地中へ浸透させる効果があります。目地の雑草対策は必要ですが、地球に優しい工法です。ブロック自体が透水・保水効果のある物は気化熱作用でヒートアイランド現象を抑制します。
7.レンガ敷き/経年劣化で味わいの表情を楽しめる
土(粘土)を焼いたものですので、割れ、欠け、苔等は味わいと思っていただきたい製品。
素焼き鉢と陶器の中間温度で焼いているので水は染み込みます。したがって寒冷地では凍害が起こることは当たり前と考えてください。
8.天然石/石材の種類や形状で豊かな表情が作れる
室内装飾用の石材は紫外線による退色や凍害による剥がれが生じやすい。薄手の石材はモルタル(セメント)で下地のコンクリートに貼る必要があります。貼り石材は基本的に層になって剥がれる性質がある為、部分的に剥がれは起こりやすい。乱刑石材はカットしながら適度に目地幅を調整して貼ります。天然の味わいとして凸凹や汚れ、欠けを楽しんでいただきたい素材です。
9.タイル/粘土を高温で焼いた素材・釉を塗ってあるため汚れやシミができにくく清潔感が出せる
耐凍害、滑り止めの製品を選ぶ必要があります。硬い分、衝撃には弱い為注意が必要です。
当地区では、施工方法も寒冷地仕様が必要です。
10.樹脂舗装/カラフルに仕上げられる・表面の透水性で水溜まりができにくい
天然石やガラスカレットを透明な樹脂で固めるため、素材カラーが美しい。
接着&施工技術が必要で、気温や天候に左右される為難易度の高い仕上げです。
樹脂の光が消え天然素材の味わい迄にしばらく期間がかかります。
11.簡易土間舗装/透水性があり、雑草抑制となる簡易舗装
土を固める為、施工方法は簡単ですが、地盤の透水性が良いことが必要です。雑草を抑制したり軽減することができます。割れや耐久性、強度はあくまでも簡易です。
12.人工芝/耐久性8年以上・クッション性があり綺麗
防草シートの設置上に施工の為、雑草がほとんど出てこない、高級感のある仕上がりとなり、清潔に保てる。消毒や芝刈りのような天然芝で必要なメンテナンスは不要。
13.防草シート/暴露耐久性5年以上・砂利下使用なら10年以上
多種多様のものが出回っておりますが、品質には大きな違いがあります。透水性がありながら雑草が貫通しないものがお勧めです。
塀シリーズ
道路やお隣さんとの区切りとして、目隠しとして、風よけとして、用途に合わせていろいろな方法があります。
1.ポリカ波板フェンス/リーズナブル・採光性がある
柱などは長寿のアルミ材仕様。額縁を設置することで高級感がでる。
ポリカ波板で長期耐久。
2.天然材板塀(杉板)/リーズナブル・自然素材の味わい
柱材は長寿のアルミ材仕様。カラー鋼板製笠木で耐久性アップ(15 年以上)。
板材は天然杉材、板厚18mm、幅90mmを採用。お好みのカラーで塗装ができる(塗装の際には塗料の種類に注意!)縦貼り、横貼り、隙間などは自由に設計できる。
3.アルミ形材フェンス/完全目隠し・通気等種類が豊富・高耐久・変色が遅い・木調に見える
(木目調ラッピング材)
高さは規格寸法で組み合わせることができ、カラーコーディネートも可能。
4.アルミ鋳物フェンス/丈夫で、デザイン性の高いものが多い。高耐久。
特注カラーも可能
塀に組み込むことで、透過性を高めたり、意匠性を高めることができる。
5.スチール・メッシュフェンス/リーズナブル。植物やツルを絡めることができる。
ペット用や仕切りとして、多様されている。高さも豊富で高尺のものも使い易い。
6.樹脂フェンス/変色が遅い・木調に見える
柱材はアルミ、ネジ類はステンレスで、メンテナンス不要。縦貼り、横貼り、隙間も自由に設定ができ、自由な形にカットもできる。オリジナルのステンドガラスの埋め込みも可能。発泡樹脂で軽量な為、高さの高い設定も可能。
7.人工竹垣/変色が遅い・腐らない・天然竹風に見える
柱などは長寿のアルミ仕様。片面、両面仕様がある。ボード模様やカラーが豊富な為、お好みに合わせた製品が選べます。
8.ブロック塀/強固・素材が豊富
法定の鉄筋補強で耐久性アップ。高さに応じた基礎が必要。スタンダードブロックや化粧ブロックもある。フェンスとの併用もできます。
9.塗塀/ブロック積みの表面に自在に施工可能
鏝や刷毛などでお好みの模様付けができる。タイルやアクセサリー等も設置できる。
カラーも豊富で、ツートンカラーなどに仕上げることも可能。
10.レンガ塀/味わいの素材。経年変化でナチュラルテイストを醸し出す。
輸入品、国産と、サイズやカラーが豊富。比較的耐寒性の高いものがある。
寒冷地での使用は避けたいものもあるので、選ぶ際には気を付けたいところ。
11.生垣/設置段階ではリーズナブル
成長が緩やかで、寒さに強い樹種を選びたい。設置場所により無理のない樹種選択が求められる。
12.個性的な一例
鋼線の囲いの中に、天然石を詰めた塀。カラフルな石や珍しい石を詰め愉しめる。
アプローチ
玄関ポーチから宅地境界の道路まで続く「来訪者を導く」通路。ですから、連続した道が欲しいと思います。舗装の仕上げ仕様はお好みですが、滑らない素材、段差や凸凹の少ない事が必要だと思います。
飛び石等は暗い時足元を見ながら歩行せねばなりません。
広い目地や小さな段差はつまずきの原因にもなります。
通路幅は二人が並んで歩ける、両手に荷物を持って歩ける1.2m程度が良いと思います。
玄関ドア正面に直線的なアプローチを最短で作ることは極力避けたいもの。距離が長い場合はまだよいのですが、ドアを開けたら家の中が丸見えだったり、通りを歩く人とまともに目が会うのは避けたいところです。
また、ある程度の距離をとった方が遠近感も感じられます。
通路から室内や玄関内部が丸見えにならないような門柱や植栽を設置したり、モニュメント等で視線をカットするか視線を逸らせる物が欲しいと思います。
更に、Rや曲がり角を設ける場合は正面に障害となる植木や構造物を設置し、曲がる理由付けを考えたいものです。
ウッドデッキ
ウッドデッキはリビングと庭をつなぐ素敵な空間となります。
タイルテラスや石貼りテラスとは比較にならないくらい利用頻度が高い場所となるでしょう。
ただ、利用するには周囲からの視線を考える必要があります。折角設置しても視線が気になって利用されていない方が沢山おられます。
また、サイズや形状は自由自在ですからご家族のご利用方法を検討して決定することをお勧めします。高さはテラス窓サッシ(掃き出し窓)下端に合わせる事が多いのですが、強い雨や積雪を考え少し下げて設置したり、状況に応じてバリアフリーにする事もご検討いただきたいところです。
材質に関しては本来の天然木や変色の遅い樹脂製や両方の混合製品(人工木)等が主流ですが、それぞれ一長一短がありますので、味わいやメンテナンス、耐久性を専門家に相談して決める事が得策だと思います。天然木でも数年で腐朽してしまうものから30年程度ノーメンテナンスでも耐えるものもあります。
デッキの傷みは表面の板材はもちろんですが、肝心な床下構造材も重要です。
防腐剤の注入材では切り口やネジ部から腐食が始まります。市販のスチール木ネジ(コーススレッド)も数年で錆びて折れてしまいます。
高耐久にするには全てに細心の素材選定知識が必要です。床下は舗装するにこしたことはないでしょうが、基本的に高耐久材であれば土や砂利でも構わないでしょう。(床下に物を収納したいようであれば別ですが。。。)
ステップは梯子状よりはBOX型にしたローデッキ型の方が安定感もありお勧めです。
手摺やフェンスは室内からの眺望も考えて閉塞感のない様な配置をしましょう。
ウッドデッキの南西角方向に大きめの落葉樹を植える事で夏の夕方には木陰ができますので、デッキライフが更にエンジョイできます。
天然木ウッドデッキ
アイアンウッド以外の種類では、長くお使いいただくために年1回の塗装は必要になります。
表面をサンドペーパーで磨き、専用塗料を塗ります。
塗膜をつくる塗料である「ペンキ」や「ニス」はNGです。
樹種により、耐久性に大差があります。

人工木ウッドデッキ
特別なメンテナンスは必要ありません。
どうしても屋外で使用するものなので、経年変化で色褪せはありますが、塗装の必要はありません。
少々の傷がついた場合は、サンドペーパーで磨く事で解消できます。
木粉の入っているものは乾燥を心がけましょう。

ステップ

カーポート
色々な形や仕様がありますが、カーポート選びの際には設置敷地のサイズや状況を把握したいところです。
設置することで生じる雨水の放流、落雪、遮光、建ぺい率、柱位置に給排水等の埋設物の有無等に問題がないかもチェックしましょう。
一般に一台用の片流れタイプ程度のサイズはほとんど問題ありませんが、サイズによっては建物扱いとしての確認申請が必要な場合があります。
各メーカーからは耐積雪量や耐風速数字が示されておりますのでお住まいの状況に合わせての製品選びが必要となります。
いざという時の為に、オプションのサポート柱や雪おろし棒等も準備されておくと安心です。
屋根材選びも主流のポリカーボネートは紫外線をほとんどカットしてくれます。
夏場の暑さや熱線(赤外線)も軽減する屋根材を選択することもできます。
片流れ型(標準型)
一般的に一番普及しているタイプ。平面屋根タイプ、R屋根タイプ、垂れRタイプ等があり、通常柱側が低く雨樋は柱沿いに地面に流すタイプ。
片流れ型(逆勾配型)
屋根勾配は柱と反対側に設置されているタイプ。道沿いに縦列駐車したい場合や隣地に落雪や雨跳ねを配慮したい場合。
両サイド柱支持型
間口両サイドに柱があり前後が鳥居状に梁がある。屋根傾斜は前後方向が一般的、耐積雪種類が豊富。
両サイド柱支持開放型
両サイドに柱があり柱位置が後ろ寄りにある為、前面道路幅が狭い場合に有効な仕様。
車庫型
壁面を設けた物、一般的な金属製のシャッター付きガレージや屋根材と同様の樹脂板で囲った三面囲い等もある。
その他
宅壁付け型や敷地に合わせた変形仕様、耐積雪型等多種多様にある。
